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PA020 富貴華図
NEW
橋本関雪
紙本肉筆彩色 牙軸 生ぶ二段丸表装 桐共箱塗二重箱
画:1149mm×311mm 軸:2172mm×439mm(軸先含まず)
¥250,000
Kansetsu Hashimoto
1883〜1945
橋本関雪は、儒者である橋本海関とフジ夫妻の子として明治16年に神戸で生まれました。本名は貫一。1903年に竹内栖鳳の竹杖会(ちくじょうかい)に入り、文展で特選を重ねて受賞し、1934年には帝室技芸員に選ばれました。四条派の写実的な動物の描写を取り入れた新南画、また新古典と呼ばれる絵画を次々と発表し、大正・昭和期の画壇において中心的人物の一人として活躍しました。フランスからレジョン・ドヌール勲章も授与されました。1945年(昭和20年)に没し、滋賀県大津市の別邸・走井居の墓所に眠っています。これは、鋭く研ぎ澄まされた筆致で、一気呵成に墨と朱色で牡丹を描いています。スピード感のある筆さばきで、牡丹花の重みや花弁の柔らかさを見事に表現しています。関雪は書の大家としても知られていまして、左に入れた賛が、この絵を存在感のある作品にしています。
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