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JT492 左右扇面透九曜紋図鐔
無銘:谷清兵衛
鉄地長丸形金銀布目象嵌 丸肉 江戸後期
80.8mm×76.9mm 耳2.5mm (切羽台)4.3mm
上製桐箱入落込済
「林・神吉」(伊藤満著)所載
¥350,000
Seibei Tani. Design of fun and Kuyo emblem.
Late Edo period.
Published in "WORKS OF HAYASHI・KAMIYOSHI" by Mitsuru Ito.
「林・神吉」の解説には「ガマ肌で、やや赤味のある鉄地を土手耳仕立てに造り、平地前面に九曜紋を金と銀の布目象嵌で表現している。今は赤銅が嵌められているが、大きく扇面を開けている。耳には雷文の銀象嵌まであり、入念で華麗な作品である。金と銀の九曜は形が良く、しかも浮き上がり、力強く、作者の力量を証明している。清兵衛の傑作である。」とあります。
谷清兵衛の作品はすべて無銘ですが、特に格調の高い九曜紋の象嵌で知られていました。
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