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CK3 呉須赤絵鳳凰牡丹文盤
NEW
明末 17C
234mm×41mm
時代杉箱入 木札風呂敷付
¥280,000
Red porcelain dish with a phoenix and peonies, Swatow ware.
Ming dynasty (17th century)
明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの混乱の時期には、江南の各地で自由な発想の焼き物が生まれ、日本、ヨーロッパやイスラム諸国に輸出されました。この大皿は古くから呉須手と呼ばれていますが、産地がわかりませんでした。しかし、1990年代に福建省漳州で古窯跡が発見されました。グレーの素地に白釉をかけて焼成し、上絵として、赤、黒、緑と青を使って様々な文様を描いています。その中でも赤を主に使って描いたものを呉須赤絵と呼んでいます。この皿は見込みに鳳凰を描き、その足元には大輪の牡丹を、手慣れた筆致で描いています。周りは典型的な格子と窓絵の文様で飾っています。親しみやすく味わいのある魅力的な皿です。
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