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CK38 青磁飛龍文盤
NEW
明末 17C
206mm×43mm
上製桐箱入 木札風呂敷付
¥300,000
Celadon dish with flying a dragon, Jingdezhen ware.
Ming dynasty (17th century)
明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの時期は景徳鎮には官窯がなくなり、自由な発想の焼き物が生まれました。その中でも日本からの注文によって輸出されたものを特に「古染付」と呼んでいます。この頃日本では茶の湯の盛行で、やや歪みのある器が好まれました。この皿は、まったく古染付の生地と焼成ですが、青磁として作られています。見込みには釘彫りでユーモラスな飛龍が描かれていて、その周りには型によって菊花の凹凸を付けて飾っています。ほのぼのとした、古染付と同じような雰囲気が漂っています。このような天啓の早い時期の青磁は大変珍しく、貴重であるばかりか、味わい深く、楽しめる作品です。
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