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CK30 古染付釉裏紅花文花弁形盤 

 

明末 17C

145mm×36mm

上製桐箱入 木札風呂敷付 

¥250,000 

 

Blue, white and copper porcelain dish with flower, Jingdezhen ware

Ming dynasty (17th century)

 

 

明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの、天啓・崇禎時期は景徳鎮には官窯がなくなり、自由な発想の焼き物が生まれました。その中でも日本からの注文によって輸出されたものを特に「古染付」と呼び、特に幾何学文様などを細かく描いた精緻なものを「祥瑞」と呼んでいます。この皿は表面を六つに分割し、祥瑞の特徴である、七宝繋、青海波と紗綾形を描き、残りの三面に蓮、梅と牡丹を描いています。花には発色の難しい釉裏紅の赤を当てていて、裏面には瑞雲を描いています。一手間必要な花弁形といい、初期の古祥瑞と呼ばれる作品でたいへん貴重です。

古染付釉裏紅花文花弁形盤 
古染付釉裏紅花文花弁形盤 
古染付釉裏紅花文花弁形盤 
古染付釉裏紅花文花弁形盤 
古染付釉裏紅花文花弁形盤 
古染付釉裏紅花文花弁形盤 
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