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CK10 古染付六角形花鳥文壺
明末 17C
高さ258mm×最大径228mm
口径:最大径113mm
高台:最大径135mm
上製桐箱入 木札風呂敷付
¥650,000
Blue and white porcelain hexagonal pot with butterfly and flower
Jingdezhen ware
Late Ming dynasty (17th century)
明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの時期は景徳鎮には官窯がなくなり、自由な発想の焼き物が生まれました。その中でも日本からの注文によって輸出されたものを特に「古染付」と呼んでいます。この頃日本では茶の湯の盛行で、やや歪みのある器が好まれました。この六角形の壺は厚手に造られ、胴部には牡丹と梅樹に飛び交う蝶を描き、肩や底辺には万暦頃によく見られるパターンを描いています。歪んだ形には味わいがあり、独特のタッチで描かれた染付はスピード感と重厚感を併せ持ち、素晴らしい仕上がりです。天啓の早い時期の作品であると考えられ、またこのような無傷の大きな壺は類品が少なく貴重です。
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