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C224 北方青磁パルメット文四耳壺
北斉 6C
高さ133mm×径121mm
上製桐箱入 木札風呂敷付
¥500,000
Yellow celadon with the palmetto patterns and four handles
Northern Qi dynasty (6th century)
北朝の最後の時代の北斉の頃には、すでに次の隋の時代を連想させる焼き物が作られていました。北方青磁と呼ばれる、酸化してやや黄味を帯びたこのような青磁もその一つです。蓮弁やパルメットを貼り付けた大きく豪華な瓶が有名で、これはそれらを縮小したような壺です。白い素地をロクロで、ていねいに引いて成形し、型で作ったパルメットと呼ばれる文を貼り付けてから釉薬をかけて焼成しています。このような焼き物は、隋から唐にかけてより洗練されたものになっていきましたが、北斉のものはオリジナリティーや野趣があり、独特の魅力があります。口辺や内側には銀化があり、このような銀化は、長年、土中にあり発掘されたものにだけ見られる現象です。保存状態も完全で得難い壺です。
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