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PD2 冬夏山水図

 

 

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狩野探幽

絹本水墨 牙軸 時代三段本表装 二幅一双 桐識箱(文化十年関克明)

画:1085mm×548mm 表装1994mm×670mm (軸先含まず)

¥220,000

 

Tanyū Kano. 

1602〜1674

 

狩野探幽は、桃山絵画の泰斗である狩野永徳の孫で、慶長七年に孝信の次男として生まれました。母は佐々成政の娘。諱は守信。桃山の障壁画の作風を受け継ぎながらも、宋元画、雪舟や大和絵も学び、余白を生かした独自の画風を築き上げました。慶長十七年に徳川家康に謁見し、幕府の御用絵師となって、江戸城、二条城や名古屋城などの襖絵を制作しました。画題も花鳥風月、唐人物や山水など幅が広く、江戸時代初期を代表する画家です。この絵は冬と夏の風景を描いた一対の山水画です。冬の巻は、淡い墨を多用して、玲瓏と澄み渡る夜の大気を表現しています。それに対して、夏の巻は、鮮やかな墨色を使っていき生き生きとした風物と爽涼の気を表現しています。いずれも余白を生かした探幽独自の世界が描かれています。

狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
狩野探幽掛軸
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