JT884 蓬莱山透鐔

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無銘:三代赤坂忠虎

鉄地角形 丸耳 江戸時代中期

75.1mm×70.6mm×耳5.5mm(切羽台6.2mm)

上製桐箱入落込済

「赤坂」として保存刀装具鑑定書付

 

¥250,000

 

Akasaka Tadatora the third. Design of heavenly mountain.

Middle Edo period.

NBTHK Hozon paper as “Akasaka”

 

赤坂鐔の発生は諸説ありますが、京の道具屋、雁金屋彦兵衛が鐔師庄左衛門兄弟を連れて江戸に来て自分の下絵で鐔を作らせたと言われています。公式な文書である「赤坂鐔由緒書」に、初代は寛永年中に赤坂で鐔を作り始め明暦三年(1657)に没していると記されています。三代は二代忠正の子で宝永四年(1707)に没しています。初二代には槌目と鉄骨がありましたが、三代の時代になると、小堀遠州が提唱した「きれいさび」の影響から鉄骨などの働きは少なくなり磨き地仕立てが主流になってきます。この図は柔らかみのある角形の中に、松樹、霞と鶴を透かしたもので蓬莱山と呼ばれる図です。一度、焼き手をかけてから磨き地にしたせいか、平地には穏やかな働きが見られ、味わいのある仕上がりになっています。このような角形は初代忠正から見られますが希少で、輝くような鉄味は魅力的であり、動きのあるデザインも素晴らしく愛蔵に足る名作です。

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